理事長メッセージ
暁星学園の存在理由は、カトリックのミッションスクールとして、特長ある教育を実践することによって社会に貢献することであると考えています。
明治21年(1888年)、5人の宣教師が当時の日本社会にとって学校教育が大きな必要事であると考え、 遠国フランスよりはるばる来日し、暁星学園を創立しました。
彼らは、キリスト教的な学校教育を通じて日本社会に固有の貢献ができると信じて行動しました。
以来、本学園は1世紀以上に亘りこの建学の精神による、キリスト教の理念に基づく教育、つまり人格の完成と愛と自由の福音の精神に満たされた社会の建設に貢献する人間の育成に励んで来ました。
まだ、不充分なこと、改善すべきこと、さらなる努力を要することがあることを自覚しています。 今後は情報技術を活用し、さらに社会との対話を深め、その要請に応え、本学園の社会的な使命(ミッション)をより良く果していきたいと考えています。
2024年4月
学校法人 暁星学園 理事長 青木 勲
建学の精神 / マリア会
建学の精神
暁星学園の建学の精神は、キリスト教の理念に基づく教育により、 人格の完成をめざすと共に社会の福祉に努める人物を育成することにあります。
イエス・キリストは神と人を愛する生き方が人間に相応しい自己実現の道であると教えました。 本学園の創立者アルフォンス・ヘンリック神父は、このイエス・キリストの教えを学園教育の土台としました。
マリア会
本学園はカトリック男子修道会『マリア会』によって創立されましたが、 マリア会は、フランス人ギヨム・ジョゼフ・シャミナード神父によって
1817年フランス南西部のボルドー市に創立されました。 シャミナード神父はフランス革命後、荒廃した社会を再建すべく、青少年の教育に携わる修道院を創立、
1819年、ボルドー市に15名の生徒を集めて中学校を開校しました。5年後にはフランス南西部に15の学校を持つまでに発展し、 今では世界30数カ国において約1600名のマリア会員が約8000名の教師と協力し、
大学、高等学校、中学校、小学校ならびに幼稚園を含む135の教育施設で教育にあたっております。 1887(明治21)年、5名のマリア会員が日本に派遣され、翌年本校が創立されました。
1891年には長崎に海星学園が、1898年には大阪に明星学園が、 1901年には横浜にセント・ジョセフ学院が創立されました。 戦後、札幌の光星学園を継承し今日に至っております。
学園案内図
住所 | 〒102-8133 東京都千代田区富士見1-2-5 |
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電話/FAX |
TEL: 03-3262-3291 FAX: 03-3222-0269 |
交通案内 |
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学園概要 / 沿革
1888(明治21)年、フランスとアメリカから来日したカトリック・マリア会の5人の宣教師によって、 今の中央区築地に創立されたカトリック校です。
当時この地は、外国人居留地であったためフランス人1名、ポルトガル人2名、 日本人3名が入学し、6名の少人数で国際性豊かな学園の歴史が始まりました。
小学校が1890年に、中学校が1920年に、高校が1948年に認可され、1951年学校法人となりました。
その後の1969年に幼稚園ができ、現在の幼・小・中・高の一貫教育がスタートしました。 そして今年の3月までに約14,000名の卒業生が巣立っております。
卒業生には、アメリカ大使、国連大使など日本の外交分野や経済界、産業界で活躍している方々のほか、 歌舞伎や芸能界などで活躍されている方々など各方面に数多く輩出しております。
沿革
1888年(明治21年) | 1月 | 青少年の教育のために、5名のマリア会員が来日。 |
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2月 | 京橋区築地明石町に小規模の学校を設立。生徒数6名。 | |
7月 | 麹町区元薗町に移転、暁星学校と命名。 | |
8月 | 私立暁星学校の設立認可。 | |
1889年 | 11月 | 新校地の購入準備に着手。この年、生徒数50名。 |
1890年 | 7月 | 現在地に移転 |
8月 | 単級4年の私立暁星小学校の設立認可、本格的に授業を開始。 | |
1899年 | 10月 | 私立暁星中学校の設立認可、生徒数140名。 |
1902年 | 5月 | 制服着用規定の制定。 |
1910年 | 5月 | 中学校の生徒定数400名を600名に増員 |
1913年(大正2年) | 4月 | 小学校舎落成 |
1917年 | 10月 | マリア会創立100年祭を挙行。 |
1919年 | 5月 | 本校卒業生にフランスのバカロレアと同資格が与えられることに決定。 |
1920年 | 5月 | 中学校の生徒定員を700名に増員。 |
1923年 | 9月 | 関東大震災による被害甚大。 |
1925年 | 10月 | 校舎再建の落成式と創立35周年記念式典を挙行。 |
1928年(昭和3年) | 4月 | 中学校の生徒定員を750名に増員。 |
1936年 | 3月 | 校歌の制定。(北原白秋作詞・山田耕筰作曲) |
1937年 | 10月 | 講堂新築。 |
1938年 | 1月 | マリア会渡日50周年記念祝賀式典を挙行。 |
1941年 | 2月 | 中学校の生徒定員数を1,000名に増員。 |
1945年 | 3月 | 中学校校舎・本館など全焼。 |
1947年(昭和22年) | 4月 | 新学制による私立暁星中学校の設立認可。 |
12月 | 財団法人暁星学園の認可。 | |
1948年 | 1月 | 創立60周年記念式典を挙行。 |
3月 | 高校設立の認可がおり、暁星高等学校が発足。 | |
1951年 | 3月 | 私立学校法に基づき、学校法人に組織変更。 |
1958年 | 11月 | 創立70周年記念祝賀式典を挙行。 |
1960年 | 1月 | 高等学校の生徒定員を600名とする。 |
10月 | 中学校の生徒定員を600名、1学年を4学級編成とする。 | |
1965年 | 7月 | 那須校外学舎の新築。 |
1967年 | 6月 | プールの設置。 |
11月 | 学園聖堂・生徒食堂・部室の新築。 | |
1968年 | 7月 | 特別校舎の新築。 |
11月 | 創立80周年記念祝賀式典を挙行。 | |
1969年 | 4月 | 暁星学園幼稚園を設立。(幼・小・中・高の一貫教育スタート) |
1977年 | 7月 | 軽井沢校外学舎の新築。 |
1978年 | 9月 | グランドにタータン舗装。 |
11月 | 創立90周年記念祝賀式典を挙行。 | |
1988年 | 11月 | 創立100周年記念祝賀式典を挙行。 |
1989年(平成元年) | 3月 | 創立100周年の新築工事(中・高校舎、事務棟)竣工。 |
1991年 | 4月 | 暁星学園幼稚園を暁星幼稚園に改称。 |
1993年 | 8月 | 下のグランド人工芝に。 |
1998年 | 8月 | 上のグランド人工芝に。 |
2000年 | 8月 | 幼稚園新園舎落成 |
2002年 | 8月 | IT情報教育設備(一式)整備完了 |
2004年 | 8月 | 中高視聴覚教室AV機器更新完了 |
2013年 | 11月 | 創立125周年祭を実施 |
2016年 | 12月 | 創立125周年記念事業工事開始 |
2018年 | 10月 | 新講堂体育館使用開始 |
暁星学園奨学金制度
令和3年4月1日施行の「暁星学園奨学金規程」、及び「暁星学園後援会奨学金規程」です。
制 度 | 暁星学園奨学金規程 | 暁星学園後援会奨学金規程 |
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要 件 | 保護者の死亡、廃疾、倒産または破産あるいは災害等止むを得ない事由によって経済上、学費補助を要する者 | 家計支持者の死亡、経済的困窮等により学業を継続することが困難になった時 |
対 象 | 生徒、児童、または園児の学費負担者 | 生徒、児童、または園児 |
支給額 | 学納金を収納頂き、速やかに授業料及び維持費分を支給 | 月額2万円 3ヶ月分ずつ支給 |
期 間 | 1ヶ年とするが、高校・中学・小学校・幼稚園のそれぞれの間においてのみ継続も可 | 1ヶ年とするが、高校・中学・小学校・幼稚園のそれぞれの間においてのみ継続も可 |
返還要否 | 原則返還義務なし | 原則返還義務なし |
出願時期 | 毎年4月1日~20日に申請。継続して希望する場合は学年末までに申請 | 申請に基づき毎年度3学期に選考 |
ご支援のお願い
更なる発展と向上のために
暁星学園が、これまで136年を超える長きに亘り、カトリック教育の理想を掲げ、青少年の教育に邁進できたのは、ひとえに学園に関わる多くの皆様のご理解とご協力の賜物と、深く感謝申し上げます。
平成25年(2013年)に暁星学園は創立125周年を迎え、その記念事業により、講堂、体育館とマリア館、聖堂が完成し、既に多くの生徒、児童、園児その保護者の皆様に有効に活用されています。
学園はこれを契機に更なる発展を果すべく教育環境の改善と充実を目指し、同時に子供たちの安全で快適な学び舎の維持と更新を行い、現実の必要性に応えるよう最善の努力を尽くす所存です。
暁星学園が、これまでの伝統と歴史を礎として継承し、更に発展向上し続けるために、皆様方の継続的なご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
学校法人 暁星学園
理事長 青木 勲
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個人の寄付金に対する免税の場合
所得控除と税額控除とを比較していずれかの方法を選択することができます。
(1)所得控除…所得から差し引かれる金額
算式: ※1 寄付金額-2,000円=所得控除額
※1 控除対象となる寄付金額は、その年の総所得金額等の40%が限度
(2)税額控除…所得税額から差し引かれる金額
算式:(※2 寄付金額-2,000円)×40%=※3 所得税控除額
※2 控除対象となる寄付金額は、その年の総所得金額等の40%が限度
※3
所得税控除額は、その年の所得税額の25%が上限
【確定申告書類】(後日郵送します)
「控除証明書(写)」「領収証」
1-クレジットカード決済での払込み
2-インターネットバンキング決済(ペイジー)での振込
3-ATM決済(ペイジー)での払込み
※1-3に係る振込手数料等は、本学園が負担致します。
4-銀行振込
遺贈によるご寄付の場合
一般的に遺贈とは、遺言書を作成し、財産の全部または一部を特定の個人あるいは団体に無償で譲渡(贈与)することです。暁星学園では、遺言による寄付(遺贈)に加えて、相続財産のご寄付や生命保険・信託によるご寄付も含め遺贈寄付と呼んでいます。
暁星学園は、レディーフォー遺贈寄付サポート窓口を通じて、遺贈寄付以外に生前のご寄付についてもご相談を承っております。お電話でのご相談・資料請求は、直接次の連絡先までお願い致します。
レディーフォー遺贈寄付サポート窓口0120-948-313(通話料無料)
受付時間:平日10:00~17:00(年末年始を除く)
ホームページ:https://izo.readyfor.jp/
法人の寄付金に対する免税の場合
これは受配者指定寄付金制度を利用した寄付金です。
ご寄付頂きました寄付金は全額を損金算入することができます。
詳しくは、暁星学園寄付金担当(平日 8:00~16:00 TEL
03-3262-3291)まで
(受配者指定寄付金制度とは)
法人税を支払われている企業・法人様が私立学校の教育研究の発展のため、私学事業団を通じて指定する学校法人に寄付することにより、ご寄付いただいた企業・法人様が税制上の優遇措置を受けていただける制度です。
【お問い合わせ】
学校法人 暁星学園 寄付金担当
電話:03-3262-3291(平日:8:00~16:00)
kikakukaikei@gyosei-h.ed.jp
なお、暁星学園へのご寄付は、暁星学園で学ぶ子供たちの現在と未来へのご支援を目的としています。お申し込みをいただきましても、募金の趣旨がその利益に反すると判断される場合、受け取り(既に受領したものを含む)を辞退させていただくことがございます。
また、受け入れた寄付金については、上記の場合を除いて返還できませんのでご了承ください。
暁星学園 情報セキュリティー
第1条 情報セキュリティ基本方針
暁星学園(以下、本学園)では、さまざまな情報資産を有しており、デジタル化された情報も多い。特に、デジタル化された情報はネットワークの外部からの不正アクセスや過失等により、常に漏洩の危険にさらされている。そのため、本学園の情報資産を保護して適切に管理・運用することが重要である。よって、情報セキュリティポリシーを定め、情報の保護についてのルールを明確にする。
第2条 対象者
本学園の教職員、非常勤教職員、委託業者、園児、児童、生徒、来校者等の本学園構成員すべてが、本学園における情報セキュリティポリシーの対象者である。
第3条 定義
- 情報セキュリティ 情報資産の機密性、完全性及び可用性を維持すること。 *機密性:アクセス権をもつ者だけが情報にアクセスできることを確実にすること
*完全性:情報および処理方法が正確であることおよび完全であることを保護すること *可用性:認可された利用者が、必要なときに、情報および関連する資産にアクセスできることを確実にすること - 情報資産 情報及び情報を管理する仕組みの総体。
- 情報システム 同一組織内において、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、記録媒体で構成されるものであって、これら全体で業務処理を行うもの。
- 情報セキュリティポリシー
情報資産の情報セキュリティ対策について、総合的・体系的かつ具体的にとりまとめたもので、どのような情報資産をどのような脅威から、どのようにして守るかについての基本的な考え方、並びに情報セキュリティを確保するための体制、組織及び運用に関する規定を含む。 - 情報セキュリティ基本方針 情報セキュリティ対策に対する根本的な考え方を表すもので、どのような情報資産を、どのような脅威から、なぜ保護しなければならないかを明らかにし、情報セキュリティに対する取組姿勢を示すもの。
第4条 情報セキュリティ委員会
- 情報セキュリティを維持していくために、情報セキュリティ委員会を設置し、マネジメント体制を整える。
- 委員会は情報セキュリティ責任者、情報セキュリティ担当者により構成される。
第5条 既存の規程との関連
情報セキュリティポリシーは、他の既存の規程と同等の効力を有する。この規定の改廃は理事会による。
第6条 情報セキュリティ基本方針の公開
情報セキュリティ基本方針は、暁星学園ホームページに公開する。
暁星学園における個人情報保護方針について
- 個人情報の収集にあたっては、その利用目的を明確にします。
- 個人情報は厳正な管理のもとで、安全に蓄積・保管します。
- 個人情報の使用方法および範囲は、その目的内に限定し適正に取扱います。
- 保存期間が過ぎた個人情報および不要となった個人情報については、すみやかに破棄します。
2024年4月 学校法人 暁星学園 理事長 青木 勲